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ブレインパッド、セガのビッグデータ分析基盤として「SAP® InfiniteInsight®」を導入

 ブレインパッド、セガのビッグデータ分析基盤として「SAP® InfiniteInsight®」を導入
事業ドメインを越えて集約した大量データの分析・活用を強力に支援

 株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長:草野 隆史、以下ブレインパッド)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 安斎 富太郎、以下SAPジャパン)は、株式会社セガ(本社:東京都品川区、代表取締役社長COO:岡村 秀樹、以下セガ)のデータ分析基盤に、データマイニング・ソフトウェア「SAP® InfiniteInsight®(エスエーピー・インフィニットインサイト)」が採用され、運用が開始されたことを発表します。
 今後、セガでは既存製品・サービスの品質向上や、新規製品・サービスの開発のための各種データの分析に、SAP InfiniteInsightを活用する予定です。

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■導入の背景
 セガは、「コンシューマ・オンライン事業」・「アミューズメント事業」を核としながら、常に時代を先取りする新しい"遊び"の創造に取り組んでいる企業です。同社がこれまでに提供してきた数々の史上初の製品やサービスは、国や世代を超え、多くの人々に驚きと感動を与えてきました。世界有数のソフト資産と技術応用力をもとに、さまざまなエンタテインメントを発信する同社では、これまで製品・サービス単位で管理してきた各種データを統合的に活用するプロジェクトが進行中です。
 その一環として、事業ドメインを越えて集約・統合した大量のデータの分析基盤として、データマイニング・ソフトウェアの導入が検討され、複数の代表的なデータマイニング・システムを比較した結果、アウトプットを得るまでのスピードや操作性のわかりやすさなどから、SAP InfiniteInsightが採用されました。

■導入システムの概要と期待する導入効果
 セガでは、SAP InfiniteInsightを導入することで、2ヶ月半という短期間で、データマイニングに着手し、分析結果を現場にフィードバックすることができました。すでに、同社の製品やサービスに関するデータ分析を通じて、利用者の購買行動の特徴や行動予測などの分析結果が出ており、サービス設計やマーケティング施策を行う際の有益な情報として利用されはじめています。今後、同社ではシステムの運用状況をふまえ、分析の範囲を順次、拡大していく予定です。

本システムの採用のポイント
 本システムが採用された理由は、以下の3点です。
1.業務部門のユーザー自らが使用できるソフトウェア
SAP InfiniteInsightの特徴である、予測モデルの構築と分析作業の自動化により、データ分析の専門家ではなく、業務部門のユーザーが日々の業務で使用できる点が評価されました。

2.操作習得の早さと分析結果に至る早さ
シンプルかつ直感的なユーザーインターフェースにより、短期間で操作を習得できる点が評価されました。今回の導入にあたっては、環境構築、トレーニング、分析結果の現場へのフィードバックまでを2ヶ月半という短期間で実現いたしました。

3.データ分析・活用の知見と経験に基づく、ブレインパッドのデータサイエンティストによる支援体制
ソフトウェア導入時のシステムサポートだけでなく、ソフトウェア導入後のブレインパッドのデータサイエンティストによる分析手法の提案や、データマイニングから得られた分析結果のビジネスへの活用方法など、新たな企画や施策につながる分析支援までを行える点が評価されました。 

株式会社セガ 社長室 プロジェクト推進部SEGA ID推進課長 小島 雄一郎様からのコメント
「さまざまな製品・サービスを通じて蓄積したデータをビジネスで活用するには、多様なデータを統合して分析するインフラが必要だと考え、POC(*1)などを通して複数のシステムを検討しました。データ分析の実務経験がない者には運用のハードルが高い製品が多い中、SAP InfiniteInsightは、業務部門のユーザーでも利用できる点を評価し採用しました。データマイニングについての現場の関心は非常に高く、分析結果を活かした施策検討が活発に行われるなどの効果が現れ始めています。本ツールによって得られる知見を活かし、当社のビジネスチャンスをさらに広げることができると考えています。今後も、SAP InfiniteInsightとブレインパッドの支援に大いに期待しています。」

(*1)POC(Proof of Concept)とは、システム導入の前に、実際のお客様のデータを使用してシステム環境を構築し、システム導入時に重要となるコンセプト(概念)を実証すること。

ご参考情報
株式会社セガについて
本社所在地:東京都品川区東品川1丁目39番9号 カナルサイドビル
設立:1960年6月
代表者:代表取締役社長COO 岡村 秀樹
資本金:600億円(2014年3月31日現在)
従業員数:2,266名(2014年4月1日現在)
事業内容:アミューズメント機器の開発・製造・販売、アミューズメント施設運営、コンシューマコンテンツの開発・製造・販売

●株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
(東京証券取引所市場第一部:証券コード 3655)
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 草野 隆史
資本金:330百万円(2014年3月31日現在)
従業員数:133名(連結、2014年3月31日現在)
事業内容:アナリティクス事業/ソリューション事業/マーケティングプラットフォーム事業 

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バック オフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国258,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。

●「SAP InfiniteInsight」について http://www.brainpad.co.jp/products/SAPPredictiveAnalytics.html
世界で初めてデータマイニングの自動化を可能にした、データマイニング・ソフトウェア。人間のノウハウや判断が必要だったデータマイニングを、機械学習を含めた先進のアルゴリズムで自動化することにより、その生産性を飛躍的に向上させ、金融・通信・流通など、大量データを利用したアナリティカルCRMに革新をもたらしています。現在、SAP InfiniteInsightは、国内外でデータ活用を進めている500社以上の最先端の企業に採用されております。

*SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP AGやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
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以上

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