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SAPジャパンとブレインパッド、「SAP® Predictive Analytics」のMaster VARに関するビジネス提携に大筋合意

SAPジャパンとブレインパッド、「SAP® Predictive Analytics」のMaster VARに関するビジネス提携に大筋合意

 SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 福田 譲、以下SAPジャパン)は、株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 清之輔、以下ブレインパッド)を、ビッグデータ分析基盤として活用されるデータマイニング・ソフトウェア「SAP® Predictive Analytics(エスエーピー・プレディクティブ・アナリティクス)」のMaster VAR(再販一次店)とするビジネス提携を発表いたします。

■ビジネス提携の背景
 現在の日本におけるビッグデータ関連ビジネスは、巨大なデータの蓄積と視覚化が中心となっております。しかしながら、今後、IoT(*1)、Industry4.0(*2)、マーケティング・オートメーション(*3)といった先進分野において、さらなるデータ活用という観点で、あらゆる業種、業態、規模の企業・組織に対する高度なベネフィットの提供が可能であり、大きな市場機会が期待されております。SAP Predictive Analyticsは、当該領域で活用されるビッグデータ分析基盤として、その堅牢性、効率性、構築と運用の容易さにおいて顕著な優位性を有しております。
 ブレインパッドは、2004年の創業以来、ビッグデータ分析およびその関連サービスのパイオニア企業として、分析支援からデータ活用のためのソリューションまでをワンストップで提供しており、SAP Predictive Analyticsの前身である、世界で初めてデータマイニングの自動化を可能にした「KXEN Analytic Framework(旧製品名)」の時代から約10年間にわたり、このソリューションに取り組み、すでに多くの企業に対して導入・支援を行っております。
 2013年に、SAPジャパンが本ソリューションの取り扱いを始めた際には、両社は提携関係を結び、その市場展開を協力して推し進めてまいりました。この間のブレインパッドの実績を評価し、さらなる市場拡大が期待されるこのタイミングにおいて、両社のパートナーシップをより堅固なものとするため、ブレインパッドをMaster VARとするエコシステムの構築を決定いたしました。

■ビジネス提携の内容
1.エコシステムの構築
 SAPジャパンならびにブレインパッドがこれまで培ってきたデータマイニングに関するノウハウ、技術力を、多くのパートナーへトランスファーするとともに、個々の案件に対しては、両社が共同支援することにより、SAP Predictive Analyticsに関するコミュニティを確立し、ビッグデータ市場をけん引するエコシステムを構築いたします。

2.販売体制の強化
 SAPジャパンは、ブレインパッドを核とするSAP Predictive Analytics製品の再販チャネル網を構築し、複数のパートナーとの共同販売体制を強化し、顧客提案力、顧客カバレッジの最大化を図ります。

3.ソリューション開発の推進
 予知/予測分析を含めたビッグデータの有効活用は、顧客企業ごとの競争力強化を実現するものであり、その適応範囲、機能、運用プロセスに対するニーズは多岐にわたります。今回構築されるエコシステムによる共同活動により、迅速かつ最適なソリューション開発を推進してまいります。

■今後の取り組みについて
 SAPジャパンとブレインパッドは、近日中に、本提携に関する具体的なプログラムを確立し、エコシステムの構築・拡大を速やかに推進していくと同時に、すでに多くの顧客企業から要望のある具体的な提案に対しては、共同での提案活動をさらに強化し、お客様のビジネスパフォーマンス最適化のための新たなインサイトを提供してまいります。
 今回のパートナーシップにより、拡大する日本国内のビッグデータ活用ニーズに、幅広く、エンド・ツー・エンドでお応えしていくことにより、国内企業の変革と国際的な競争力強化に貢献してまいります。

(*1)「Internet of Things(モノのインターネット)」の略。コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在するさまざまなモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
(*2)IoTを活用し、ネットワークを前提として双方向コミュニケーションをすることで、ビジネスそのものを自動化する動きのこと。ヨーロッパ、特にSAP本社があるドイツの政府や企業において、積極的に取り組まれている。「第四次産業革命」とも言われる。
(*3)マーケティング活動のプロセスの自動化を支援するシステムの総称。データベースに蓄積された各種データを基に顧客や見込み客とのコミュニケーションや、セグメンテーションや効果測定などを行う。

■ご参考情報
●SAP Predictive Analyticsについて http://www.brainpad.co.jp/products/SAPPredictiveAnalytics.html
世界で初めてデータマイニングの自動化を可能にした、データマイニング・ソフトウェア。人間のノウハウや判断が必要だったデータマイニングを、機械学習を含めた先進のアルゴリズムで自動化することにより、その生産性を飛躍的に向上させ、金融・通信・流通など、大量データを利用したアナリティカルCRMに革新をもたらしています。現在、SAP Predictive Analyticsは、国内外でデータ活用を進めている500社以上の最先端の企業に採用されております。

●SAPジャパン株式会社について http://www.sap.com/japan/index.html/
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP SEの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国282,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。

●株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
(東京証券取引所 市場第一部:証券コード 3655)
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 佐藤 清之輔
資本金:331百万円(2015年3月31日現在)
従業員数:140名(連結、2015年3月31日現在)
事業内容:アナリティクス事業/ソリューション事業/マーケティングプラットフォーム事業

*SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名は、ドイツにあるSAP SEやその他、世界各国における登録商標または商標です。また、その他、記載されている会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
*本ニュースリリースのPDFはこちらをご覧ください。

以上

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