データウェアハウス用データベースシステム Sybase IQ 一般的な業務系システムで使われるデータベースに求められる要件が高速で複雑なOLTPに対応する処理性能であるのに対し、情報系データベースに求められる要件は大量のデータに対する高速なロードと検索性能です。この2つの機能は一般に技術的に両立するものではない為、ブレインパッドでは新規で構築される情報系データベースについては専用のアーキテクチャーで構築されたクエリー・エンジンとしてSybase IQ (サイベースアイキュー)を推奨しています。

SybaseIQの概要

Sybase IQは高度に最適化されたデータウェアハウス(DWH)用のデータベースソフトウェアです。データマイニングなどの分析プロセスに要する時間を短縮することを目的に設計されています。非構造化データなど、あらゆるデータやデータソースに対応しており、低コストで優れたクエリー・パフォーマンスを提供します。

Sybase IQはソフトウェア・ソリューションである為、アプライアンス型のDWHソリューションと比較して、小規模な投資で開始し、データの成長(蓄積)と共にシステム規模を順次スケールしていくことが可能です。データマイニング・プロジェクトをスモールスタートし、実績に応じて拡大させるようなビジネス用途に最適です。

<Sybase IQの優位性>
高速性  一般的なRDBMSの10〜100倍のスピード
経済性  一般的なRDBMSの約5倍のデータ格納効率
安定性  定型/非定型を問わず安定した性能
操作性  RDBMSと同様のSQLインターフェース

SybaseIQの特徴

高速なクエリー・パフォーマンスを実現する為、Sybase IQはOLTP用のRDBMSとは異なる独自の垂直パーティショニングというデータ構造となっています。

(Sybase IQのデータ構造)

中でも最大の特徴は通常のRDBMSが行単位でレコードを管理・操作しているのに対し、カラム単位で管理・操作するカラムパーティションです。これによりSybase IQは大幅なディスクI/Oの削減を可能にし、クエリー処理速度の向上を実現しています。

(Sybase IQのカラムパーティション図)

またSybase IQは全カラムを対象にインデックスを張ることで高速な検索を可能にしている上、その用途毎に9種類のインデックスが用意されており、各処理の高速化を実現しています。この点も特定のカラムのみインデックスが張られ、基本的に1種類のインデックスタイプしかない RDBMSとは大きく異なる特徴です。

さらに、Sybase IQでは全カラムのデータを圧縮した上で管理しています。一般のRDBMSでは生データの数倍のディスク容量が必要とされますが、Sybase IQでは生データの40〜70%という小容量のディスク領域でデータを格納する事が可能です。

※同一データを取り込んだ場合、一般的なRDBMSの約20%のディスク消費量で済みます。

 (Sybase IQのデータ圧縮の図)

このようにSybase IQは独自のインデックス機能やカラムベースの処理を分析プロセスに採用することで、高速なクエリー・パフォーマンスを実現しています。既存の RDBMS エンタープライズ分析アプリケーションやOLTP系のデータベースをDWHとして活用するのに比較して、データマイニングの業務プロセスにおいて非常に高いコストパフォーマンスを発揮いたします。

Sybase IQに関してご興味をお持ちの方は、お問い合わせください。