事例

ROYAL CANIN

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ROYAL CANIN

事例のポイント

■Royal Caninのマーケティングチームは、飼い主はペットの品種それぞれに合う栄養と健康を意識して商品を購入していると想定していた
■品種によって購入するフードを変えている、という仮説が正しいかを調査して解明する必要があると感じていた
■Brandwatchを使って投稿を分析したところ、購入決定に関する仮説は再考する必要があるとわかった

 

ROYAL CANINのご紹介

Royal Canin(ロイヤルカナン)はフランス南部・エマルグに本社があり、世界中でドッグフードとキャットフードを製造し販売しています。また、犬や猫の品種や症状に対する栄養素に関する研究も行っています。
1968年にフランスの獣医師ジャン・カタリーによって創業されました。犬用の食品「イエロースープ」を誕生させ、これがロイヤルカナンの始まりとされています。2001年にマースが本社を買収し、現在はマースの完全子会社となっています。

ROYAL CANINが抱えていた課題

目的

Royal Caninのマーケティングおよび広告戦略は、飼い主はペットの品種に合う栄養と健康を意識し購入していると想定していました。 Royal Caninのデジタル推進部は、この購入決定に関する仮説について調査し解明する必要があると感じていました。
 

 

 

課題解決のために行った施策

解決策

まず、犬/猫の固有品種に対しての栄養と健康についての投稿を分析しました。
※Royal CaninとBrandwatchの契約には、四半期ごとのSpotlightレポートが含まれています。

結果

固有品種に対する栄養についての投稿が4%しかなかったことから、ペットの飼い主が固有品種の必要栄養素に基づいて購入決定を下すという仮説は再度考える必要がありそうです。
また、この分析では消費者は、固有品種の必要栄養素に特化した商品だけではなく、より安価な普通の製品を試したいと考えていることもわかりました。この結果は、Royal Caninは認識していなかったため、非常に実用的なデータでした。
これらの分析結果や他の分析結果から、Royal Caninは顧客に寄り添ったマーケティングおよび広告を打ち出すことを可能にしました。

 

まとめ

■Brandwatchを活用することで、デジタル推進部が立てていた仮説と飼い主が求めているものが違うことがわかった

■固有品種に必要な栄養についての投稿は4%と少なく、それよりもより安価な製品を試したいという新しいニーズを発見することができた

■Royal Caninが認識していなかったニーズを発掘できたことで、顧客に寄り添ったマーケティングを展開することができた
 
 

 

 

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