CASE STUDIES導入事例
交通系商社様の事例

基幹系システムへのアップロードを「ブレインロボ(BrainRobo)」で自動化!ブレインパッドのRPAエンジニアがロボット作成代行したRPA導入事例
- 企業概要
- お客様は各種機械の輸入取り扱い等の事業を中心に、広告代理業、店舗や通信販売(EC)の運営、紙製品・食品の輸入、半導体の取り扱いなどを行う交通系業界向け商社。
- 導⼊部署
- EC運用部門
ブレインロボ導⼊の背景・経緯
■お客様は多岐にわたるビジネスを展開する中堅商社で、店舗展開も行っていましたが、販売チャネルとしてスタートしたECの売り上げが伸びている状況にありました。
■しかしながら、母体が商社であるためEC事業に対しては多くの人員を充てられる状況になく、またECでの取引データは店舗系のデータとあわせて処理を行う必要があるため、EC系のシステムと店舗系のシステムからデータを抽出して基幹系システムや配送系システムへアップロードする運用となっており、店舗のみの運用時に比べ効率が落ちていました。
■引き合い時点では適用したい業務が限定的であり、「RPA(Robotic Process Automation)適用業務の拡大は効果を見ながら実施したい」との意向でしたので、まずは月額コストの安いブレインロボ(BrainRobo)のエントリーパックを提案。あわせて6ヶ月間の長期トライアルで効果を見ながら本格導入を検討するようなプランをご案内しました。
■お客様の社内には情報システム部はありますが、担当者のスキルのみでロボット開発を実施することは難しいと判断され、ブレインパッドのRPAエンジニアがロボット作成代行を請け負うことになりました。
■6ヶ月間のサポートの結果、ブレインパッドエンジニアが作成したロボットによって定型業務が効率化されることが確認され、正式にブレインロボの採用に至りました。そしてトライアル中に稼働検証を行ったロボットはそのまま本番業務に就いて、現在も稼働中です。
《実施した導入効果検証の概要》
・ECパッケージとクライアント企業の基幹業務システム(ERP)や、入金確認システムへの接続検証
・受注データと入金データの突き合わせ及びデータ加工の検証
・ERPへのデータアップロードの際に過去に存在しない顧客は新規顧客登録
ブレインロボ選定・採⽤のポイント
■ブレインロボは初期コストを抑えながらRDA版(エントリーパック)で開始することができ、かつサーバーを活用したRPA版(レギュラーパック)へシームレスに拡張できる柔軟性を備えています。この特徴的な機能が認められました。
■長期トライアルの実現とロボット作成の代行などの開発サポート体制も高く評価されました。
ブレインパッドのサポートについて
■事業部門が受け入れ窓口になっていたことから、業務の棚卸しやロボット作成などに不安がありましたが、ブレインパッドのRPAエンジニアの全面的なサポートによって不安を払拭し、大きな問題もなく導入が完了。
■エントリーパックや長期トライアルの提案など、お客様の事情に合わせた提案・サポート体制も高い評価を受けました。
●ブレインパッドのサポート内容
今後の展望
■導入部門での業務の対応ロボット作成は完了し、他部門へ適用業務の拡大をすべく継続してブレインパッドのRPAエンジニアがロボット作成を支援しています。
■RDA版からRPA版への移行がシームレスに実現可能というブレインロボのメリットを生かすために、お客様はロボット適用業務の増加のタイミングでレギュラーパックへの移行を検討しています。