CASE STUDIES

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テクノプロ・ホールディングス株式会社

「ブレインロボ」に外部サービスを組み合わせ、
“画像認証”を自動パスするロボットプログラムの作成に成功!
「AI(機械学習)+RPA」も視野に入れたテクノプロのRPA導入事例

業種:教育・人材・コンサルティング

16,000人を超えるエンジニア・研究者を擁する、国内最大の技術系人材サービスグループ。テクノプロ・ホールディングス株式会社は、グループ各社の業務マニュアルに基づく作業を自動化するため、ブレインパッドのRPAサービス「ブレインロボ(BrainRobo)」を導入しました。導入から3ヶ月で約50のロボットプログラムを稼働させるなど、RPAの積極活用をスピーディーに進める同社に、ブレインロボの導入経緯と活用方法について詳しくお話をうかがいました。

(写真左から)
株式会社テクノプロ テクノプロ・IT社 事業統括部 技術課 パッケージソリューションGroup マネージャ 小西 健太 様
テクノプロ・ホールディングス株式会社 執行役員(情報システム管掌) 兼 ITインフラ部長 安達 俊行 様
株式会社ブレインパッド ソリューション開発統括部 営業マーケティング部 山内 康志

導入イメージ

事例のポイント

Point1

ブレインロボに外部サービスを組み合わせ、「画像認証」を自動パスするロボットプログラムの作成に成功。

Point2

週1回のサポートミーティングを重ねながら、徐々にRPAの適用範囲を拡大。わずか3ヶ月で約50のロボットプログラム稼働に成功。

Point3

今後は、機械学習などのAI(人工知能)とRPAの連携により、これまで以上に高度な業務処理の自動化を目指していく。

【事業内容】
16,000人を超えるエンジニア・研究者を擁し、国内最大規模の技術系人材サービスを提供

──テクノプロ・ホールディングス様の事業内容を教えてください。

安達様:私たちテクノプロ・ホールディングスは、国内外の大手企業、大学、研究機関等のお客さまに対して、設計開発や研究開発などの技術サポートを提供している会社です。2018年4月末現在で16,584人(国内)のエンジニア・研究者を擁し、製造メーカーやIT企業を中心に、約1,900のお客さまとお取引をさせていただいています。

機械、電気・電子、組込制御、ITインフラ、ソフト開発・保守、化学、バイオ、建築施工管理など、日本の産業界で必要とされているほぼすべての技術領域をカバーしており、エンジニア・研究者の数とその専門領域の幅広さにおいて、国内最大の技術系人材サービスグループといえます。

おかげさまで2014年12月には東京証券取引所市場第一部に上場をいたしました。変革を続ける日本の産業やお客さまに歩調を合わせ、お客さまにもっとも適切な技術サービスを、誰よりも迅速にご提供することを社員一同心がけています。

【RPA導入の目的】
マニュアルに基づく作業をロボットにより自動化し、社内業務の生産性を向上したい

──RPAの導入を検討されたきっかけを教えてください。

安達様:16,000人を超えるエンジニア・研究者のほとんどは、お客さまのオフィスに常駐して開発・研究プロジェクトに参加しています。これだけの規模になると、社員一人ひとりのスキルを正確に把握することや、個人が描くキャリアパスに必要な教育や就業機会を提供することがだんだん難しくなってくるわけです。

そこで、社員とのコミュニケーション促進やキャリアパス形成を支援するために、社内の仕組み改善を継続的に行ってきました。具体的には、タレントマネジメントシステムの構築や、社内ポータルサイトの構築といった取り組みです。

こうした仕組みの構築にはもちろんITを活用するわけですが、システムの周辺には業務マニュアルに基づいて人手で行う作業がたくさんあります。これらの作業を効率化するためRPA導入の検討を開始しました。

【導入プロセス1:簡易診断】
人の判断が必要な「画像認証」をロボットプログラムでパスできるか検証を実施

──ブレインロボを選定いただいた理由を教えてください。

小西様:現在多くのRPA製品がありますが、そのほとんどが指示された定型業務だけをこなす、いわゆる「クラス1」のものです。当社の場合、人が目で見て判断を行い、その上で処理を行う業務があるので、一般的なRPAツールでは導入が難しいのでは?と考えていました。

──「人が目で見て判断し、処理を行う」とは、具体的にどういったことですか?

小西様:たとえば、社内Webシステムへのログインの際に求められる「画像認証」が挙げられます。「画像認証」は基本人が目で見て判断を行うもので、それをロボットでパスできるか?という点は、RPAツール選定におけるポイントの一つでした。

そこで、ブレインパッドさんにはまずロボットプログラムが「画像認証」をクリアすることができるか、簡易診断してもらうことにしました。

「多分無理だろうな……」と半ばあきらめ気味にお願いしたのですが、数日後には「できます!」と返事が返ってきて、「え、本当かな?」と(笑)。最初は半信半疑でした。

しかし、実際にデモンストレーションを見せていただくと、確かにロボットが「画像認証」をパスしていて驚きました。これならば当社でもRPAが導入できそうだということで、すぐに導入効果検証(PoC)をスタートすることになりました。

詳しい仕組みは割愛しますが、ブレインロボと外部ツールを組み合わせることで「画像認証」を行っています。RPAツール単体ではクリアできないことも、別のツールや手法を組み合わせて解決策を提示してくれるところに、ブレインパッドさんの高い技術力を感じました。

【導入プロセス2:導入効果検証(PoC)】
実際にロボットを作成し業務自動化の効果を検証、検証期間1ヶ月ほどで正式導入を決定

──続く、導入効果検証(PoC)では、どのようなことを行いましたか?

小西様:「画像認証」を含む社内Webシステム上の業務処理を実際にロボットで自動化してみました。念のため、その他の社内Webシステムでもいくつかトライアルしましたが、問題なくロボットが稼働しましたので、その後正式契約を行うことにしました。

──検証期間はどのぐらいでしたか?

小西様:実質1ヶ月程でした。検証期間中のブレインパッドさんのサポートはメールが中心でしたが、対応が迅速で、今後お付き合いしていく上でも問題ないだろうと判断しました。検証はとてもスムーズに進んだと思います。

──経営層としては、どのような判断でRPAの正式導入を決定したのでしょうか?

安達様:RPAは、社内Webシステム上の処理だけでなく、ローカルPCのアプリケーション操作にも対応しています。経理、人事など、多方面での業務自動化・効率化が期待できることが導入の決め手でした。

また、RPAがもたらす波及効果に期待している面もあります。たとえば、RPAを使って経理部門の入金伝票の消込み業務を自動化しようとする場合、今の業務処理を変えずにそのままロボットにやらせるのか?あるいは、業務プロセスそのものを見直すべきなのか?といった検討が必ず行われることになります。

RPAの活用方法を考えることが、社内の「業務プロセス見直し」のきっかけとなり、そこにRPAによる「業務の効率化・自動化」効果も加わるので、改善が2段階で進んでいくわけです。業務効率化がスピーディーに実現していく期待感から、RPAの導入を決定しました。

【導入プロセス3:本格導入フェーズ】
週1回のサポートミーティングを実施しながら、3ヶ月で約50のロボットプログラム作成に成功

──正式導入後は、どのようにRPAの導入を進めていきましたか?

小西様:私を含む4名がRPA担当者となり、まずは採用関連業務の自動化から着手しました。

リクルーターが採用システムにデータ入力する作業や、採用システムの運用状況をレポーティングするための情報取得作業などを自動化しています。これらの作業は一部アウトソーシングしていたので、外注費用の削減や社内工数の削減といった効果が出ています。

2018年1月の本格導入開始から3ヶ月間で、約50のロボットプログラムを作成しました。

──ロボットプログラムを作成する過程で、ブレインパッドからはどのようなサポートがありましたか?

小西様:まずは自分たちでプログラムを作り、わからないことがあればブレインパッドさんに相談する、というスタイルで進めていきました。

ブレインパッドさんが立ち上げた情報サイト上で質問や回答、タスクのやり取りを随時行い、週1回の定例ミーティングでわかりにくいところを直接確認する、といった形でサポートいただいています。

【評価ポイント】
ブレインパッドは、RPA以外の手段も視野に入れながら業務の自動化・効率化を提案してくれる

──ブレインパッドのサポートにはどのような印象をお持ちですか?

小西様:サポートは非常に手厚く対応していただいています。仮にロボットで自動化できない業務や処理があっても、ブレインパッドさんはその他の手段も視野に入れながら、自動化、効率化する方法を必ず提案してくれます。

当社も技術サポートサービスを展開しているのでわかるのですが、ここまでの手厚い対応を行うのは、実際にはなかなか大変なことだと思います。

安達様:いろいろなパッケージベンダーさんとお付き合いしていますが、何かリクエストしても「そのご要望はパッケージの機能範囲では対応できません」という対応になりがちで、サポートがそこで終わってしまうベンダーさんは意外と多いです。

その点、ブレインパッドさんは、RPAツールでは対応できないことも、なんらかの方法で実現できないか、一歩踏み込んでサポートしてくれます。「パッケージベンダー」というより、本当の意味での「ソリューションベンダー」に近い印象を受けています。

【今後の展望】
機械学習とRPAの連携によりさらに高度な業務の自動化を検討していきたい

──今後、ブレインロボをどのように活用していくか、展望をお聞かせください。

小西様:「機械学習などのAI(人工知能)と連携して、より高度な業務処理ができる」というのがブレインロボのセールスポイントだとうかがっています。今後はそうした活用も検討していきたいです。

今、ブレインパッドさんと進めている別プロジェクトでは、高い成果を生み出している社員のデータを分析し、ハイパフォーマーの統計モデルを作る取り組みを進めています。こちらのプロジェクトにおいて、たとえばデータを集計したり、それを機械学習プログラムに投入したり、といった作業にブレインロボが活用できるかもしれません。「機械学習とRPAの連携」といった面でもブレインパッドさんのノウハウには期待しています。

安達様:こうした取り組みを通じて、RPAに高い専門性やノウハウを持ったエンジニアを自社内に養成できれば、そうした人材をRPA技術サポート要員としてお客さまにサービス提供することも可能だと思います。

現在、当社のRPA導入担当4名は、株式会社テクノプロのテクノプロ・IT社というカンパニーに所属しているエンジニアです。彼らは本来、お客さまの開発プロジェクトに参画するエンジニアなのですが、今はテクノプロ・ホールディングス社内のRPA導入プロジェクトに従事することで、RPAに関するノウハウを蓄積しているところです。

自分たちの組織で実際にRPAを導入・活用する中で培ったスキルやノウハウは、これからRPAを導入しようとするお客さまにとって大変貴重なものになるはずです。たとえばですが、ブレインパッドさんがブレインロボ導入に向けたコンサルティングを行い、導入後のサポートはテクノプロのRPAエンジニアが担当する、といった協業も可能になると思います。

そういった面でもブレインパッドさんとは今後もうまく連携できればいいなと思います。

【RPA導入の総括】
ポイントを踏まえて導入すればRPAは組織のQCD向上に必ず貢献する

──最後に、RPA導入検討中の企業さまに向けて、何かアドバイスなどあればお聞かせください。

小西様:ロボットを作ることに注力する前に、まずはそれをどう運用していくのか、社内の体制づくりに意識を向けるとよいかと思います。たとえば、当社では夜間にロボットを稼働させているのですが、通信不具合や相手側システムの処理遅れなどが原因で、ロボットの処理が途中で止まってしまうケースが稀にあります。

こうした事態を運用でどのようにカバーするかを決めずRPAをスケールさせると、いつか大きな混乱が生じる可能性もあります。ブレインパッドさんはRPAの運用体制構築にかなり力を入れてくれるので、そうした外部の知見もうまく借りながら体制を作っていくのがよいと思います。

安達様:今のような点をきちんと踏まえて導入・活用を進めれば、RPAは非常に有効なツールになることは間違いないと思います。

人と違って同じミスを繰り返すことがない、教育コストや労務費がかからない、24時間365日稼働できる。こうしたメリットを考えると、組織のQCD(Quality=品質、Cost=コスト、Delivery=納期)向上に必ず貢献してくれるのがRPAではないかと思います。

──本日はありがとうございました。

製品

ロボティック・プロセス・オートメーション
ブレインロボ(BrainRobo)人が行う業務を自動化・効率化するロボティック・プロセス・オートメーション

関連情報

ブレインパッド、テクノプロ・ホールディングスにRPA「ブレインロボ(BrainRobo)」を導入し、採用業務を中心に業務の自動化・効率化を推進

掲載日:2018年6月12日
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