事例

株式会社CyberZ

  • 情報通信業
  • ブランド調査
  • コンテンツ戦略
  • マーケティング
  • 消費者の動向検知




CyberZ AC事業部 戦略プランニング室


写真右から
マネージャー:高山 拓也氏
プランナー:和田夢菜氏

CyberZ

事例のポイント

  • スマートフォン向けの広告代理事業を展開するCyberZが、SNS分析(ソーシャルリスニングツール)にBrandwatchを採用。
  • 「受注・提案活動」「マーケティング・プロモーション効果測定」「ターゲット分析」「競合分析」など、クライアントワークの全般にBrandwatchをフル活用。
  • Brandwatchを活用したSNS分析(ソーシャルリスニング)は、コンペティションでの勝利や、クライアントとの信頼感の醸成、継続契約の受注など、CyberZの事業展開に大きく貢献している。
  • Twitterの全量データを対象に、様々な軸で調査や分析ができるBrandwatchは、CyberZのクライアントワークに欠かすことができないツールと高山拓也氏・和田夢菜氏は高く評価する。

株式会社CyberZのご紹介

高山氏:CyberZは、スマートフォンに特化した広告マーケティング会社として2009年に設立されました。
スマートフォン広告における企画立案・運用・効果検証を主な業務としていますが、これにテレビCMや交通広告、Webサイト制作、オフラインのイベント企画など各種施策を絡めることで、クライアントのニーズに応える幅広いマーケティング活動を展開しています。

このスマートフォン広告代理事業のほかに、国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」を運営するeスポーツ事業、動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を運営するメディア事業を展開しています。
ミッションである「スマートフォン市場の新しい価値を創り出し、可能性を広げていく。」を実現するため、様々な事業展開を行っています。

 

CyberZ社が抱えていた課題

高山氏: 以前に活用していたSNS分析(ソーシャルリスニングツール)は「ツイートの全量が収集できない」「調査対象期間が数週間に限定される」など仕様上の制限があり、正確な調査ができませんでした。今やデジタル広告の世界では、獲得効率、クリック単価などは正確な数値を算出することが当たり前になっています。
Twitter上の施策でも同じレベルの振り返りが求められますが、以前はその要望に応えることができませんでした。こうした背景から、新たなSNS分析(ソーシャルリスニングツール)の導入を検討することになりました。

CyberZがBrandwatchを採用した理由

和田氏:国内企業が開発する2つのツールと、Brandwatchの3つが候補にあがりましたが、最終的に以下の理由でBrandwatchの採用を決めました。

 

 

 

 

 

Brandwatchを採用した理由(1):Twitterの全量データにアクセスできる

和田氏:選定当時、BrandwatchだけがTwitterの全量データにアクセスすることができました。
先ほど高山が申し上げたように、クライアントの要望は年々高くなってきていて、効果検証は全量データを対象にするのが当たり前になっています。Brandwatchだけが私たちのニーズに応えることができました。

Brandwatchを採用した理由(2):Twitterのオフィシャルパートナー

和田氏:業務を通じてBrandwatchが、Twitterのオフィシャルパートナープログラムのメンバーであること知りました。
このメンバーであれば、Twitterの過去データとリアルタイムの両方で、すべてのデータ製品に無制限にアクセスすることができます。年々高くなるクライアントの要望に応える為に信頼できるソーシャルインサイトが得られると確信することができました。

Brandwatch導入のために行った社内調整

和田氏: Brandwatchの導入予算を確保するため、社内の決裁者向けにBrandwatchの必要性を訴えるプレゼンテーション資料を作成しました。

内容は「競合の広告代理店はすでにSNS分析(ソーシャルリスニングツール)を導入している」、「クライアントは詳細な成果報告に加えて正確な数値を伴った振り返りを求めている」、「社内からもソーシャルデータを深く掘り下げられるSNS分析(ソーシャルリスニングツール)を求める声が上がっている」といった状況を報告するものでした。結論として「SNS分析を行わないことによるリスク・機会損失」を強く訴えるものになりました。

Brandwatchで具体的にどのような分析ができるかについては、ブレインパッドから提供していただいたサンプルデータと手厚いサポートが非常に役に立ちました。この資料が決め手となり、「ここまでの分析ができるのなら、投資費用はすぐに回収できる」とBrandwatchの価値が理解され、正式な導入が決まりました。

Brandwatchの具体的活用方法

高山氏:スマートフォン広告代理事業における、クライアントワークのほぼ全般──「1:受注・提案活動」「2:マーケティング・プロモーション効果測定」「3:ターゲット分析」「4:競合分析」──でBrandwatchを活用しています。具体的な活用方法をご紹介します。

活用方法(1):受注・提案活動

高山氏:Brandwatchはマーケティング・プロモーションやキャンペーンの振り返りのために導入しましたが、利用するにつれて、受注に向けた提案活動にも有効であることがわかりました。

ある自動車関連サービス会社の広告企画コンペに参加した時のことです。クライアントから「自動車所有者が毎年支払う“自動車税”を顧客獲得のフックにしたい」との要望が寄せられました。

そこで私たちは、過去5年分の自動車税に関するツイートをBrandwatchで収集し分析しました。自動車税に関するツイートが盛り上がるタイミングや、ツイートの中身を分析したところ、毎年一定の傾向が見られました。
そこで、「“自動車税”に紐付いて市場が動くタイミングを利用する企画を実施することで、非常に高い効果が期待できる」という提案を、分析データを示しながら行いました。
提案内容だけではなく、Brandwatchによる分析が評価され、見事コンペを勝ち抜くことができました。

クライアントの専門領域・テーマであっても、ソーシャルリスニングで定量的に深い考察を加えたデータを提示すると、新たな気づきや発見が得られるようです。「この人たちは私たち業界のことをよくわかっている」という信頼の醸成に繋がりますし、私たちの提案内容にも説得力がプラスされます。受注に向けた提案活動において、ソーシャルリスニングは欠かすことができないプロセスと言えます。

活用方法(2):マーケティング・プロモーション効果測定

和田氏:あるゲームアプリを提供するクライアントの案件では、約1年にわたりTwitter、Webサイト、アプリ内キャンペーンなどで様々な施策を行いました。これらプロモーション施策の振り返りをBrandwatchで行いクライアントにレポートしました。(図1)

Twitter公式アカウントのインプレッションとフォロワー数の推移を可視化しました。(図2)

振り返りを行った結果、キャンペーンによって、インプレッションが伸びるもの、フォロワー数が伸びるもの、関連ワードを含むツイートが伸びるものなど、表れる効果が全然違うことがわかりました。

「意外に反響が良かった」となんとなく感覚で理解していたキャンペーンも、どのような効果がどれぐらい得られたのか、正確な定量データで成果を把握すると発見が得られます。効果的な振り返りを行ったことで、取り組みの成果や課題をクライアントと共有することができ、次の提案が受け入れられる下地を作ることができました。

活用方法(3):ターゲット分析

和田氏:別の案件では、クライアントの公式アカウントをフォローしているユーザーの分析も行いました。このゲームアプリを支持する人はどんな人なのか、ゲーム以外にはどんなことに興味があるのか、こういった情報を次のキャンペーン企画に活かそうと考えたのです。

具体的には、公式アカウントのフォロワーのBIO(自己紹介欄)情報をBrandwatchで抜き出し、そこに頻出する単語をワードクラウドにまとめて報告しました。私のクライアントワーク業務においてお客様も知りえていない情報を提供する事はとても重要です。その為にターゲット分析にも利用しています。

SNSデータからターゲット分析を行うことで、自社のサービス・商品を利用しているユーザーの姿や、サービス・商品の何が顧客に支持されているのかをより正確に把握することができます。場合によっては、想定と大きくずれていることもあると思います。その際にユーザーの生の声を頼りにマーケティングの軌道修正がスピーディーにできるのはSNS分析のメリットだと思います。

活用方法(4):競合分析

和田氏:Brandwatchは、競合他社のTwitterアカウントや、そのアカウントをフォローするユーザーのツイートも全量データから分析できるので、競合分析に非常に有効です。「競合A社が好調な理由を知りたい」「競合B社の顧客を自社に転換させたい」という理由で競合調査を当社に依頼されるケースもあります。

ある調査案件では、新規フォロワー獲得に悩むクライアントから、ベンチマークする競合他社がどのような方法でフォロワーを増やしているかを調査してほしいと依頼を受けました。

競合他社のTwitterアカウントを調査した結果、競合他社が実施するキャンペーン関連の会話量(ツイート量)の増加にともない、競合他社アカウントの新規インプレッションも明確に増加していることがわかりました。その後さらに分析を進め、「競合他社の成功要因は、会話量が1万以上に到達しているTwitter上のキャンペーンにある」という仮説を立てました。

分析したデータや仮説を基に、クライアントには「新規ユーザー獲得に向けて、“会話量=1万以上”をKPIとするTwitterキャンペーンを実施しましょう」という提案を行いました。競合他社のデータ分析に基づくこの提案は驚きを持って受け入れられ、新たな契約をいただけることになりました。

 

Brandwatchへの評価

高山氏:Brandwatchに関してとても驚いたのは処理の「速さ」です。私は大学時代にデータベースの研究を行っていたので、「Twitterの全量データにクエリ検索をかけて対象データを呼び出す」と聞いただけで、処理が返ってくるまでにある程度時間を要するだろうな、と考えていました。しかし実際に処理を実行してみると、思わず「速っ!」と声が出るほどのスピードで結果が返ってきました。

処理スピードだけでなく、各機能のレベルも非常に高いので、「こんな調査がしたい」と思うことはほぼ全て実現できるとツールだと思います。

和田氏:Brandwatchをひと言で評価すると「楽しい!」ですね。Twitterの全量データを対象にいろいろな軸で調査や分析ができて、しかもその結果がもの凄いスピードで出力されるので、マーケターにとっては扱っていて楽しいツールと言えます。

ユーザーの生の声が膨大に詰まっているTwitterを含むソーシャルデータはまさに宝の山だと思います。せっかくのデータを活用しないままマーケティングを行うことは本当にもったいないですし、危険と言ってもいいと思います。使えば使うほど、いろいろな活用アイデアが出てくるツールなので、データを扱うマーケターにはとてもお薦めできるツールだと思います。

掲載日:2021年4月1日
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