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Brandwatch User Graph 2025 レポート

2025年1月23日に、「Brandwatch User Graph(ユーザー会)」を開催いたしました。

本ユーザー会では、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーの西村氏と平城氏、株式会社ベルシステム24の金子氏にご登壇いただき、Brandwatchの活用方法などを詳しくお話いただきました。
また、ブレインパッドより、Brandwatchの今後のロードマップやAI機能、活用方法のご紹介を行いました。

【トークテーマ】

  1. 社内浸透させるためにはどうすればいいの?
  2. データで探るお客様の本音とニーズに応えるUGCマーケティング実践方法
  3. SNSの反応は売上にどのような影響を与えているのか
  4. Brandwatch Consumer Research ​2024年のハイライトと​開発ロードマップ

1.社内浸透させるためにはどうすればいいの?

株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーの西村氏、平城氏にご登壇いただき、Brandwatchの社内浸透についてお話いただきました。

写真左より
・株式会社ブレインパッド セールス&マーケティング カスタマーエンゲージメント 松田 有平
・株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー​ 商品開発本部 企画2部 次長​ 西村 都美​ 氏
・株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー​ マーケティング本部​ ブランド戦略部​ ブランディング室​ 平城 遥​ 氏
・株式会社ブレインパッド セールス&マーケティングユニット カスタマーエンゲージメント リード 小堺 秀真

 

株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー様は、化粧品の開発、製造および販売を行っている企業です。
知名度・売上の高い商品として「SABORINO(サボリーノ)」の朝用シートマスクや、乾燥肌に特化したスキンケア・ベースメイク「KANSOSAN(乾燥さん)」などの自社ブランドを多く開発されており、ドラッグストアやバラエティストアなど、国内で約40,000店舗での商品の取り扱いがあります。
また、2024年より化粧品の垣根を超えた事業も広げていくという目的から、新規事業として美容プロテインや健康食品の分野にも着手されています。

様々なブランドを展開されているBCLカンパニー様では、企画やマーケティングだけでなく、営業面においてもBrandwatchをご活用いただいております。

Brandwatchの導入初期から定期的に勉強会を開催し、分析テーマを持ち寄ってBrandwatchを使ったトレーニングを行うことで、Brandwatchを活用できる体制を構築しました。
この取り組みにより、データ分析のスキルが向上し、数値に強くなるという意識の転換が図られたことで、全社会議では、分析結果の共有だけでなく、データを用いて商品・販促の企画を論理的に説明することができるようになったというお話をいただきました。

導入企業へのアドバイスとして、「目的を明確にし、導入後にも活用方法を具体的に検討する。」「社内でのデータを基にした共通認識を醸成し、継続的な活用を促進する。」という2点を挙げていただきました。

※株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー様のお取り組みは、今後のブログにて、ご紹介を予定しております。

2.データで探るお客様の本音とニーズに応えるUGCマーケティング実践方法​

株式会社ベルシステム24の金子氏よりコールセンターにおけるBrandwatchの活用事例や、UGCを活用するポイントについてのお話いただきました。

株式会社ベルシステム24​ BPO・デジタルCX管掌 データマーケティング事業部 SNSマーケティングG グループマネージャー 金子 塁​ 氏

 

株式会社ベルシステム24は、コールセンターやBPO事業を中心に40年にわたる顧客対応の経験がある会社です。
さらにデータマーケティング領域として、ソーシャルリスニング・UGC活用支援サービスを提供しており、企業向けのマーケティング、カスタマーサポート、リスク管理なども支援しています。

コールセンターは顧客の声を直接聞く部署であり、VOCは企業にとって貴重なデータ収集源です。
ベルシステム24では、コールセンターでもBrandwatchをモニタリングすることで、お客様の実際の温度感をリアルタイムで察知し、お問い合わせ対応をよりスムーズに行うことができます。
また、お客様のホットなタイミングを逃さず、より身近にエンゲージメントできる点が、Brandwatchを使っている利点のひとつだとお話いただきました。

Brandwatchを活用するポイントとして、

  • UGCを企業活動に活かすために、人の目的や活用イメージを明確にすること
  • あらかじめ想定されるリスクとその対応策を準備しておくこと
  • 新しい話題やクエリが出た際に備えて、ノイズ除去などのチューニングをしておくこと

などをあげています。

マーケティング領域では、ユーザーのフィードバックを積極的に活用しています。企業が予想していなかったユーザーの声をコンテンツとして取り入れたり、話題を再度盛り上げたりしてピークを何度も作り出すことにも注力されています。

UGCの活用に関しては「スピード感」「イメージの明確化」「ノイズ除去」の3つを重要視されており、SNSでの発話を確認してから対応を考えるのではなく、ユーザーの動きをある程度想定して準備しておくことでモーメントを逃さず、不要なクエリなどを事前に調整することで、コンテンツの活用がよりスムーズになるだけでなく、リスク対策としても重要だとお話いただきました。

3.Brandwatch Consumer Research ​2024年のハイライトと​開発ロードマップ​

Brandwatchのロードマップを ブレインパッド XaaS ユニット プロダクトマネージャー​ イサクソン・マーティンよりお話しさせていただきました。

ロードマップの3つのテーマ

  1. 進化するメディアへの対応
  2. 生成AIの高速化
  3. 変化する仕事環境への対応

これらを実現するために、ユースケースの拡大インサイトの深掘りと効率化インサイトの共有と効率化に取り組みます。

ロードマップのハイライト

  • データ量の取得改善:YouTubeのデータ拡張、データ量は日本の投稿データが230万件に拡張
  • TikTokのデータ取得
  • エンゲージメントスコア:エンゲージメントを自由に定義し、分析可能に
  • AI機能の強化
    • AIエンティティ検索:AIが自動的にクエリを作成(英語のみ対応、多言語対応予定)
    • キーワード案とハッシュタグの提案
  • ソーシャルパネル機能:ダッシュボードからソーシャルパネルを構築

▶最新のロードマップはこちら

 

また、今後のビジョンと、新製品のご紹介も行いました。

今後のビジョン
Googleとのパートナーシップを組み、AIエージェントの開発を進めています。

Brandwatchの新製品『Social Media Management』の販売を開始
Brandwatchのアカウント管理機能がリリースされました。複数のアカウントを効率的に管理できます。

▶プレスリリースはこちら

4.SNSの反応は売上にどのような影響を与えているのか

最後に、SNSとPOSデータの相関関係の分析についてブレインパッド アナリティクスコンサルティングユニット 塩見 佳大より、お話しさせていただきました。

 

次回のBrandwatchユーザー会もご期待ください!

今回のトークテーマにもあった「Brandwatchを社内に浸透させるためにはどうすれば良いのか?」は、多くの企業様が抱えている課題であり、このユーザー会を通じて、皆様に何らかのヒントを提供できたのではないかと感じております。

これからも、ご利用企業様の悩みに寄り添い、解決していける「ユーザー会」や「情報交換会」を継続的に開催していく予定です。

ツールの活用はもちろん、施策への活用や社内浸透など、様々な課題に対してブレインパッドは伴走させていただきますので、ぜひご相談ください。

Brandwatch User Graphとは?

Brandwatchの活用ヒントを得ていただくことを目的として、毎年ユーザー会を開催しております。
また、Brandwatchを活用いただいている企業様同士で交流いただく場として懇親会も実施しております。

▶過去開催されたBrandwatch User Graphはこちら

※開催当時の肩書を記載しております。

 

 

マーケティングリサーチツールBrandwatchについて

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