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安室透を100億の男に!安室透と安室奈美恵を【SNS検証】

「Crimson Hexagon」はソリューションを「Brandwatch」ブランドに統合し、より強力なソーシャルメディア・アナリティクスプラットフォームとして生まれ変わりました。
本記事は、弊社のCrimson Hexagonサイト上に掲載している、2018年09月28日付ブログ記事の転載となります。
※ブレインパッドは、2013年より「Crimson Hexagon」と日本国内唯一の販売代理店契約を締結し、ブランド企業を中心に数多くのクライアントにソーシャルメディアアナリティクスツールの導入と活用支援を行ってまいりました。その豊富な実績を評価され、このたび「Brandwatch」からも公式ディストリビューションパートナーに認定されました。

  

 

こんにちは、ブレインパッド Crimson Hexagon(クリムゾンヘキサゴン)チームの福江です。

皆さんは”安室透”という人物を知っていますか?

マンガ・名探偵コナンの登場人物で、2018年4月に公開された映画「名探偵コナン ゼロの執行人」の中心人物です。

甘いマスクにミステリアスな魅力で大人気となり、多くの女性がその映画を観るために、なんども映画館に足を運んだことから、そんな女性たちを表現した「安室の女」なる言葉も生まれました。

どれくらいその人気が凄かったのか、SNSの投稿をもとに検証していきます。
 

 

 
 

“安室透” vs “安室奈美恵”

今年の日本列島は二人の”安室”が大きな話題を呼びました。

1人は前述の安室透で、もう1人は2018年9月16日をもって引退した歌手の安室奈美恵さんです。

歌手の安室奈美恵さんを知らない人はほとんどいないと思いますので、安室透をわかりやすく説明するために二人の名前をSNSのTwitterで検索しその投稿数を比較します。

まずは歌手の安室奈美恵さんからです。

対象キーワードは”安室奈美恵”といったフルネーム以外に、同じ意味と思われる”安室ちゃん”、”アムロちゃん”なども含みます。

総投稿件数は約522万件! 特に引退日の9月16日は最も多く、約37万件の投稿がありました。

続いてはコナンの安室透です。

こちらも対象キーワードは”安室透”というフルネーム以外に、本名の”降谷零”も含んでいます。

こちらの投稿件数は約508万件! 安室奈美恵さんには12万件ほど届きませんでしたが、予想以上に僅差な結果となりました。

特に投稿が多かったのは映画「名探偵コナン ゼロの執行人」の公開から1ヶ月ほど経過した、5月下旬~6月上旬ごろです。

安室透を100億の男に!

続いて、その安室透が中心に描かれ4月13日に公開された映画「名探偵コナン ゼロの執行人」について検証していきます。

この記事の執筆時点で、既にごく一部を残して映画館での上映は終わっていますが、10月3日にこの映画のDVD/Blu-rayがリリースされます。

実はこの映画の公開の裏で100億円を巡る動きがSNSで起こっていたのはご存知でしょうか?

劇場版コナンはここ数年毎年興行収入を更新しており、昨年公開の「名探偵コナン から紅の恋歌」は過去最高の興行収入68億円を記録しました。

今年の劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」の興行収入も順調で前作を上回るペースでしたが、前作を大きく上回る100億円を目標にして、安室透を100億の男にしよう!という活動が安室の女の方々を中心にSNSで巻き起こりました。

※投稿者の許可を得た上で投稿の引用、修正を行っています

上記のツイートのように、#安室透を100億の男に などのハッシュタグをつけてみんなで映画館に映画を観に行く(映画のタイトルにあわせて、執行される、とも言います)ことを呼びかけたりしていました。

その活動もあいまって映画の興行収入もどんどん更新されていきました。

※関連ハッシュタグ:#安室透を100億の男に  #降谷零を100億の男にする会  #ゼロシコ革命  #降谷零を100億の男にする会  #安室透を100億の男にする会  #降谷零を100億の男にしようの会
※興行収入は関連ハッシュタグを含む投稿から引用

公開から約1ヶ月で前作を超え、6月には前作を遥かに上回る80億円を突破しました。

最終的には100億円には届かなかったものの、興行収入86.3億円を突破するまでに至りました。

ちなみに、同程度の興行収入の作品としては、シン・ゴジラ(約82億円)、永遠の0(約87億円)、ターミネーター2(約88億円)などがあり、これらに匹敵する安室透の人気がどれほどかがわかるのではないかと思います。

あなたの同僚も安室の女?

今回の記事ではSNS上の動きとそれに伴う映画の興行収入についてご紹介しました。

このようなSNSの動きを見て、自分の周りではあまり縁がないなと思っている方もいるかもしれません。

しかしSNSは既に多くの人にとって日常のツールであり、多くの人々の日常を写す鏡でもあります。

実はうちの会社にも”安室の女”がいます。

彼女は映画のチケットの半券を手帳に貼り付けて保存しているので、その一部を見せてもらいました。

写真の半券は全体の一部であり、既に合計35回映画を見に行っているようです。

今回の映画について訊いたところ、以下のようなコメントを頂きました。

「今回、『ゼロの執行人』を観るために何度も劇場に足を運びましたが、そのたびに安室さんの新たな魅力を発見したり、ストーリーやキャラクター性を考察したり…何度観てもまた観たい!と強く思わせてくれる映画です!

さまざまな劇場で観たので、各劇場の音響の良さ、アクセスの良さ、周辺環境(カフェがあるか、など)といった新たな発見もあり、とても充実した『執行ライフ』でした。なにより安室さん最高です!これに尽きます!

4DX上映も決定したのでまだまだ『執行ライフ』は続きます。100億も夢じゃないなって思います!」

SNSを見ることは、人々の生活の一部を見ることでもあります。

まとめ

今回分析に使用したCrimson Hexagon(クリムゾンヘキサゴン)は、Twitter、Instagramなどソーシャルメディアの情報をもとに、人々の感情に関する内容を分析することができる「センチメント分析」や、そのキーワードの話題性を分析できる「頻出単語分析」など豊富な機能があり、今回の分析で使用したのは、ほんの一部の機能です。

今後も引き続きCrimson Hexagon(クリムゾンヘキサゴン)の豊富な機能を使った分析結果をご紹介していく予定ですので、ぜひお楽しみに!!
 
 
 

 

 

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