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ブレインパッド、みずほ証券に168万人の顧客データを分析する機械学習・予測分析システムを導入

ブレインパッド、みずほ証券に168万人の顧客データを分析する
機械学習・予測分析システムを導入
(SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics導入事例)

 株式会社ブレインパッドとSAPジャパン株式会社は、みずほ証券株式会社に、ビッグデータ対応 機械学習・予測分析システム「SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics」が採用されたことを発表いたします。
 今後、同システムは、約168万人のお客様(*1)を有するみずほ証券において、主にリテール営業のマーケティングの高度化のために活用されます。

(注)SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics:エスエーピー・ビジネスオブジェクツ・プレディクティブ・アナリティクス
  (2016年5月にSAP® Predictive Analyticsより名称変更)

■システム導入の背景
 近年、証券会社においても、お客様ごとのライフステージや資産状況などに沿ったさまざまな金融商品やサービスを、営業員のみならず、ウェブやコールセンターといったオムニチャネルにより提供する必要性が高まり、いわゆるビッグデータ分析が行われるようになっています。
 みずほ証券においても、Fintech(*2)の活用推進の一つとして、大量かつさまざまなデータからお客様ごとの興味・関心や取引スタイルを割り出し、推奨すべき商品の予測などができる仕組みの構築を目指し、マーケティングの高度化への取り組みを始めています。一方、その実現には、高い統計知識やプログラムなどのスキルが必要とされています。

■「SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics」が選ばれた理由
 みずほ証券は、データ活用が幅広く定着していくには、自社内にデータを分析・活用できる人材を育成し、自走できる組織を構築することが重要であると考えており、システム選定においても、社員自らがそのシステムを使いこなせるかどうかが重視されました。
 その結果、統計知識や分析の実務経験に依存せずにデータ分析・予測モデル構築を行うことができる「SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics」が採用されました。加えて、マーケティング施策を迅速に展開するために予測モデルを高速に構築できる点、システム導入のみにとどまらず、データサイエンティストによるデータ活用コンサルティングを受けられる点も採用の決め手となりました。

■今後の展望
 今後、みずほ証券は「SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics」を、ある金融商品の購入予測やお客様の興味・関心に基づいたセミナーの開催などに活用していく方針です。
 また、将来的には、マーケットデータなど外部データも取り入れた分析を行うなど、より高度かつ広範囲に活用を進めていきたいと考えています。

■みずほ証券株式会社 市場情報戦略部 ディレクター 黒田様からのコメント
 市場情報戦略部では主にリサーチとフロント業務支援を行っており、今回のリテール向けデータマーケティングのプロジェクトの立ち上げに際しては、「SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics」を使った分析とプロジェクトの取りまとめを行っております。データの分析や実務への活用は組織的に継続して行うことが肝要であると考えており、そのため、今回のシステムの選定においては、あまり高度なスキルを必要とせずにデータ分析ができることを採用ポイントの一つにしました。
 実際に「SAP® BusinessObjects™ Predictive Analytics」を使用した感触としては、基本操作の習得は必要ですが、それ以外のプログラミングなどのスキルは特段必要なく、比較的短期間で簡便に分析結果を算出することができるという印象を持っています。
 今後、分析結果を実務に適用することで、これまでのやり方を上回る効果が表れてくることを期待しています。
 また、より高度な分析についても当社内で自走できる体制を構築するために、データ活用のプロフェッショナルであるブレインパッドの支援に期待しています。


(*1)証券総合口座数ベース。(2016年9月30日現在)
(*2)FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組合せた造語で、ITを活用して新たな金融サービスを生み出したり、既存のサービスを見直したりする動きのこと。

■ご参考情報
●SAP® BusinessObjects™ Predictive Analyticsについて http://www.brainpad.co.jp/products/SAPPredictiveAnalytics.html
 世界で初めてデータマイニングの自動化を可能にした、ビッグデータ対応 機械学習・予測分析システム。人間のノウハウや判断が必要だったデータマイニングを、機械学習を含めた先進のアルゴリズムで自動化することにより、その生産性を飛躍的に向上させ、金融・通信・流通など、大量データを利用したアナリティカルCRMに革新をもたらしています。現在、SAP® BusinessObjects™ Predictive Analyticsは、国内外でデータ活用を進めている500社以上の最先端の企業に採用されております。

●みずほ証券株式会社について https://www.mizuho-sc.com/index.html
 本社所在地:東京都千代田区大手町1-5-1
 設立:1917年7月
 代表者:代表取締役社長 坂井 辰史
 資本金:1,251億円(2016年9月30日現在)
 従業員数:7,353名(2016年9月30日現在)
 事業内容:金融商品取引業

●株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
 (東京証券取引所 市場第一部:証券コード 3655)
 本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
 設立:2004年3月
 代表者:代表取締役社長 佐藤 清之輔
 資本金:331百万円(2016年9月30日現在)
 従業員数:190名(連結、2016年9月30日現在)
 事業内容:企業の経営改善を支援するビッグデータ活用サービス、デジタルマーケティングサービス

●SAPジャパン株式会社について http://www.sap.com/japan/index.html/
 SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP SEの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国335,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。

*SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名は、ドイツにあるSAP SEやその他、世界各国における登録商標または商標です。また、その他、記載されている会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
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以上

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