ブレインパッド、「福岡未踏的人材発掘・育成プロジェクト」に
唯一のゴールドスポンサーとして参画、2つの開発課題で異能の発掘を開始
- 若手挑戦者に先端技術の「リアルな開発課題」を提示し、データ/AI活用のプロとして伴走 -
株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 関口 朋宏、以下:ブレインパッド)は、ソフトウェア関連分野における若手人材の発掘・育成を目的とした「福岡未踏的人材発掘・育成プロジェクト」(経済産業省「AKATSUKIプロジェクト」(*1)採択事業)に、唯一のゴールドスポンサーとして参画することをお知らせします。
本プロジェクトにおいて当社は、2026年9月から2027年1月までの活動期間を通じて、独自性・革新性があり、将来社会的インパクトを与えるイノベーションを創出する可能性を秘めた2つのSolve課題(*2)を提示し、クリエイターによるプロトタイプ開発を、メンタリングや技術面の助言を通じて支援します。
ブレインパッドは、データ活用のプロフェッショナルとして、突出した才能を持つ「異能」の発掘と、次代を担うクリエイターの育成に、継続的に貢献していきます。

参画の背景
AI技術が社会のあらゆる場面に浸透する中、既存の枠組みにとらわれない発想と高い技術力を兼ね備えた若手人材の発掘・育成は、日本のソフトウェア産業全体にとって重要な課題となっています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「未踏事業」(*3)は、こうした突出したIT人材を発掘・育成する取り組みとして、これまで数多くの起業家や研究者、エンジニアを輩出してきました。
本プロジェクトは、この未踏事業の理念を地方へ広げる経済産業省の「AKATSUKIプロジェクト」の採択事業として、福岡の地でソフトウェア関連分野の若手人材を発掘・育成する取り組みです。
当社は、創業以来培ってきたデータ/AI活用の知見と技術力を、次代のクリエイターの挑戦へ還元したいという想いから、ゴールドスポンサーとしての参画を決定しました。
参画により当社が目指すこと
(1) マルチモーダルVLM(*4)や衛星画像・地理空間データといった先端技術領域から、当社が2つのSolve課題を提案します。
(2) 採択されたクリエイターに対し、メンタリングや技術・サービス設計面の助言を通じて、アイデアを「動くプロトタイプ」に仕上げるまで伴走します。
(3) 本プロジェクトを一過性の支援とせず、異能の発掘とクリエイターの育成への継続的な貢献の第一歩と位置づけます。
提案する2つのSolve課題
① マルチモーダルVLMと1人称視点で、人の体験をAIネイティブに変えるサービス
スマートフォンやウェアラブルカメラ、アクションカメラなどから得られる一人称視点の映像・音声・位置情報・センサー情報を、マルチモーダルVLMで理解し、人の体験を便利に、楽しく、豊かにするサービスの開発に挑む課題です。旅行、学習、スポーツ、料理、創作、キャンパスライフなど、「これがあったら世界が面白くなる」と思えるテーマを自由に選び、映像・音声の取得から理解、整理、生成、共有、振り返りまでを最初からAIを前提に設計する「AIネイティブ」なサービスを目指します。重要なのは、単にVLMのAPIを呼ぶことではなく、一人称視点で得られるデータをどう切り出し、何を理解させ、どんな体験価値に変えるかです。
詳しくはSolve課題ページをご確認ください。
② 衛星画像と地理空間データを活用した、自分だけの地図を提案するサービス
「眺めのいい海岸沿いの道路」「森の中にポツンと建つ一軒家」のような自然な言葉での問いかけから、衛星画像や地理空間データ(土地利用、人口、交通インフラ等)をAIが解析し、その人だけの目的に合った場所を提案する地図サービスの開発に挑む課題です。国土地理院やJAXA、Copernicus/Sentinelなどが公開する豊富なオープンデータと、LLMやマルチモーダルエンベディング(*5)といったAI技術を組み合わせ、提案の根拠まで説明できるインタラクティブな地図体験をつくります。宇宙や地図データに関する特別な専門知識は応募時点では不要で、既存のAPIやオープンソースの地理空間ライブラリの組み合わせで実装に挑戦できます。
詳しくはSolve課題ページをご確認ください。
プロジェクトの概要
| 項目 | 内容 |
| プロジェクト名 | 福岡未踏的人材発掘・育成プロジェクト (経済産業省「AKATSUKIプロジェクト」採択事業) |
| 運営 | 代表企業:一般社団法人雷(事務局:株式会社InnovationBASE九州) |
| 活動期間 | 2026年9月~2027年1月 (2026年11月21日に中間発表会、2027年1月30日に成果報告会を予定) |
| 当社の役割 | ゴールドスポンサー (Solve課題2件の提案、採択クリエイターへのメンタリング・技術支援) |
| 応募方法・詳細 | 公式サイト( https://mitou-fukuoka.org/ )を参照。 Solve部門 本エントリー締切:2026年8月8日 |
株式会社ブレインパッド エグゼクティブフェロー 山崎 清仁 コメント

AIが社会のあらゆる場面に広がる今、本当に難しく、まだ誰も答えを持っていない領域にこそ、若い才能が挑む価値があります。
今回ブレインパッドが提案したマルチモーダルVLMと衛星画像・地理空間データの活用は、まさにその最前線です。応募される皆さんには、技術の使い方を覚えるのではなく、技術で何を実現したいかを自由に描いてほしいです。ブレインパッドは、20年以上データとAIに向き合ってきた知見を活かして、その挑戦に伴走します。
福岡から、世界を面白くする才能が生まれることを、心から楽しみにしています。
(*1)AKATSUKIプロジェクトとは、経済産業省が2023年度から実施する「地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金」(令和6年度までの名称は「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金」)の通称で、未踏事業の理念を地方に展開し、各地域の若手人材の発掘・育成プログラムを支援する事業です。(公式サイト: https://mitouteki.jp/ )
(*2)Solve課題とは、「福岡未踏的人材発掘・育成プロジェクト」協賛企業が実際の現場で抱えている“まだAIでも解けていないお困りごと”を指します。(https://note.com/wildriver/n/n7d3952fc1e44 )
(*3)未踏事業とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する、突出したIT人材の発掘・育成を目的とした事業です。(公式サイト: https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/index.html )
(*4)マルチモーダルVLM(Vision Language Model)とは、画像・映像とテキストなど複数種類の情報をあわせて理解できるAIモデルです。
(*5)マルチモーダルエンベディングとは、画像・テキスト・音声・位置情報など、異なる種類のデータを意味的に比較できる共通のベクトル空間に変換する技術です。
ご参考情報
● 株式会社ブレインパッドについて
ブレインパッドは2004年創業の日本を代表するデータ/AI活用のリーディングカンパニーです。近年は「分析/コンサルティング/SI」「人材育成・教育」「SaaS」の三位一体のビジネスモデルを武器に、企業の内なるIT力を高める「データ活用の民主化と内製化支援」に注力しています。支援実績は金融・小売・メーカー・サービスなど幅広い業種を対象に1,400社を超え、データの力をビジネス創造と企業価値向上につなげるお手伝いをしています。
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏
資本金:365百万円(2026年6月30日現在)
従業員数:647名(連結、2026年6月30日現在)
事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
以上