ブレインパッドが技術協賛する
関西発のデータ活用コンペ「Osaka Data Quest 2025」の優勝チームが決定
- 応募総数33チームから3.7倍の競争率を勝ち抜いて選ばれた9チーム31名が本選出場 -
株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 関口 朋宏、以下:ブレインパッド)は、大阪公立大学(以下:OMU)が主催し、ブレインパッドが技術協賛する、産官学連携による大学生・大学院生・高専生を対象としたデータサイエンス・データ活用に関するコンペティション「Osaka Data Quest 2025 (大阪データクエスト、略称:ODQ 2025 )」の本選・表彰式を、本年11月7日(金)にQUINTBRIDGE(大阪府大阪市)にて開催しました。
厳正な審査の末、チーム「天然水」(福岡大学)が最優秀賞に輝き、記念の賞状・トロフィー・賞金30万円、そして大会名の「Osaka Data Quest」にちなんだクリスタル製の“勇者の剣”が授与されました。

本選出場学生と、審査員の集合写真
本コンペティションは、産学官が連携し、学生が企業提供の実データをもとにビジネス課題の解決策を提案するものです。初開催となった今回は「データから描く大阪・関西での至高のひととき」をテーマに、関西圏を中心とした全国の学生33チームが参加し、予選を勝ち抜いた9チーム(学生31名)が本選にて発表を行いました。
学生たちは、メインパートナーであるエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社より提供された購買データ(匿名化・マスキング加工済)を使い、百貨店やスーパーにおける購買行動を分析しました。その結果に基づき、新しい事業やサービスを企画・提案しました。
本選は、大阪公立大学 副学長 松井利之氏を審査員長とし、産学官から計12名の審査員が審査を行いました。各チームは7分間のプレゼンテーションを実施し、約3か月にわたって磨き上げたアイデアを披露しました。最終審査は、「データ分析力」「課題発見力」「実現可能性」など5項目に基づいて評価が行われました。
本コンペティション「ODQ」は、大阪・関西圏の教育機関ならびに企業が手を取り合い、次世代を担うデータサイエンス・AI人材の発掘・育成を加速させるとともに、企業とデータサイエンスに長けた学生とのつながりを深め、若手人材の地域定着化の一助となるために開催されました。ブレインパッドは今後も、産学官の連携強化と次世代人材育成への貢献を続けてまいります。
ODQ 2025 最優秀賞を獲得したチームのご紹介
最優秀賞:「天然水」(福岡大学)
発表概要:スーパーで商品を購入した際、コンビ二で購入する時と比較して節約できた金額が可視化されることで、より「スーパーで買い物をしたい!」と感じさせるスマホアプリ「ナンボ・フューチャー」

● ODQ 2025 最優秀賞:「天然水」リーダー 大西 彩理紗さんのコメント
今回最優秀賞をいただくことができ、まずは本当に嬉しくてびっくりしました。データ分析から施策まで一気通貫で実施したこと、普段なかなか扱うことができない企業の生のデータを分析したこと、この場でさまざまな学生の発表を聴けたこと、全てが貴重な経験となりました。
最優秀賞を受賞できたのは、分析することを目的化せず、「この材料をどのように調理して活かすか」を徹底して意識した結果だと思います。
私自身は初めてリーダーを務めましたが、チームのメンバーそれぞれがやりたいことについてたくさん話し合ったその過程がすごく大切だと感じました。
今回の経験を経て、より分析のモチベーションが上がりましたし、実際の生データを扱うことで、実際に自分が社会で働くイメージが付き、より社会と自分の距離が近くなったと思います。
ODQ主催 大阪公立大学 副学長 松井利之氏のコメント

9組の予選通過チームを迎えて「Osaka Data Quest2025」を無事開催できましたこと、主催者としてたいへん嬉しく思います。データを提供いただきましたエイチ・ツー・オー リテイリング関係者の皆様、開催をご支援いただきました企業の皆様に心から感謝申し上げます。また、データ分析結果に基づいた新たな価値の創造に向けたアイデア創出に対し、試行錯誤を繰り返し、明快なプレゼンテーションをしていただいた学生の皆さんに心から敬意を表します。
この取り組みは来年も継続して実施できればと考えておりますが、それに加えデータサイエンスを活用した新たな社会的インパクトの創出、データサイエンスに関わる人材の育成を目指す新たな産学の連携基盤がここ大阪・関西の地に立ち上がったこと自体も大きな財産になると思っております。引き続きご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
ご参考情報
● 株式会社ブレインパッドについて
ブレインパッドは2004年創業の日本を代表するデータ/AI活用のリーディングカンパニーです。近年は「分析/コンサルティング/SI」「人材育成・教育」「SaaS」の三位一体のビジネスモデルを武器に、企業の内なるIT力を高める「データ活用の民主化と内製化支援」に注力しています。支援実績は金融・小売・メーカー・サービスなど幅広い業種を対象に1,400社を超え、データの力をビジネス創造と企業価値向上につなげるお手伝いをしています。
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
上場市場:東京証券取引所 プライム市場(証券コード 3655)
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏
資本金:597百万円(2025年6月30日現在)
従業員数:589名(連結、2025年6月30日現在)
事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
以上