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【速報レポート】JR東日本、ゆうちょ銀行が登壇!経営と現場をつなぐ「人材育成」の実践例 DOORS -BrainPad DX Conference- 2023 DAY.3

公開日
2023.06.07
更新日
2024.03.08

6月5日より配信開始となった、ブレインパッド主催の日本最大級DXイベント・「DOORS-BrainPad DX Conference~2023」(通称:DOORSカンファレンス2023)。

配信直前時点でおよそ3000名の方にお申し込みをいただいた本イベントの「速報レポート」を、6月9日(金)までの間、毎日公開していきます。

▼関連する資料ダウンロードはこちら

全4社の事例とDXリーダーの「格言」を収録。保存・配布に便利なリーフレット!

本日は、JR東日本様、ゆうちょ銀行様が登壇した、合計2セッションをご紹介します。

開催概要

[開催日時]
2023/6/5(月)9:00 – 6/16(金)18:00

[開催形態]
クローズドオンライン開催

各企業のセッションは配信開始日が決まっておりますが、配信開始日からイベント終了まで「オンデマンド・見逃し配信」となります。ご都合の良いタイミングでセッションをご覧いただくことが可能です。

[登壇企業]
キリンビール|グーグル・クラウド・ジャパン|ソフトバンク|ネスレ日本|バンダイナムコネクサス|東日本旅客鉄道|三井住友カード|ヤフー|ゆうちょ銀行|りそなホールディングス など多数 (五十音順、一部の登壇企業を記載)

[メリット] 
(A) 普遍的なDXに関わる知見・ノウハウを得ることができる
(B) 最先端のDX事例からDX推進におけるヒント・考え方を収集できる
(C) 調べても出てこないような、企業の生の声を聴くことができる

[特設ページ]
https://www.brainpad.co.jp/doors/conference23/?utm_source=doorsmedia&utm_medium=referral&utm_campaign=breaking_news_3
※申し込み締切:2023年6月16日(金)17:00まで


本日から配信開始のセッション

DXを推進を担う「人材育成」が急務となっています。ゆうちょ銀行、JR東日本は自社のビジネス変革を目指す中で、データサイエンティストの育成やデータドリブンな企業文化の醸成に向けた人材育成を推進。社内の巻き込み方、パートナリングの在り方を解説します。

JR東日本のデータマーケティング戦略を支える人材育成と「パートナリング」の在り方

登壇者

  • 東日本旅客鉄道株式会社
    • マーケティング本部 戦略・プラットフォーム部門 データマーケティングユニット 担当部長 渋谷 直正氏

  • 株式会社ブレインパッド
    • 執行役員 プロフェッショナルサービス事業統括 ビジネス統括本部長 西村 順
    • クロスブレイン推進部長 佐藤 洋行

セッション内容

JR東日本が取り組むデータマーケティング戦略を支える人材育成の現在地や、その中で同社が重要視している「データ活用・分析人材の育成」の具体例について伺いました。
ようやくデータプラットフォームの構築が終わり、分析環境も整った今、「データマーケティング人材の育成には社員の意識変革」が重要と、JR東日本・渋谷氏はいいます。ただし、その意識変革は「無理やり」ではなく、現場の「腹落ち」と「手触り感」がポイントであり、データから仮説を立てて実際に一緒に手を動かして小さな成功体験を作ることを意識しているそうです。
その小さな成功体験の事例として渋谷氏は、自身が作った「Suica利用履歴データをもとにした予測モデル」を挙げました。予測モデルが実際にマーケティングにおいて活用できることを知り、現場が腹落ちしてくれたと振り返ります。

また、人材育成やデータ活用促進の“鍵”の1つとなるパートナー企業とのシナジー創生、いわゆる「パートナリング」の在り方についても触れ、渋谷氏は「求解」と「翻訳」|「実装」を明確にすることを挙げます。中でも、「求解」の部分が狭義のデータサイエンティストの業務であり、難しい数理モデルを構築してパラメーターを求めるといったイメージであるため、ブレインパッドが得意なところとして、支援に期待していると話していました。

ゆうちょ銀行が考える、データドリブン文化醸成に必要な「インフルエンサー」

登壇者

  • 株式会社ゆうちょ銀行
    • 営業部門 営業統括部 営業戦略室 グループリーダー 小見山 充氏

  • 株式会社ブレインパッド
    • ビジネス統括本部 データビジネス開発部 シニアマネジャー 櫻井 洸平

セッション内容

ゆうちょ銀行のデータサイエンティスト育成プロジェクトの立ち上げ背景と現状、また、データドリブンな企業文化の醸成に向けて、各事業部をどのように巻き込んでいったのか、そして、データドリブン文化醸成に必要な独自の意義を持つ「インフルエンサー」像とは何か、についてお話を伺った本セッション。

ゆうちょ銀行・小見山氏はまず、「DXの推進は、ゆうちょ銀行にとって重要な課題」とし、「データドリブンな意思決定文化の醸成」のための、人材育成の内製化に取り組んでいるといいます。
そのうえで、目指すべきデータサイエンス像を定義し、レベルは初級・中級・上級に分けて育成目標を掲げて取り組んでいます。現在は、徐々にスキルも上がってきており、商品・サービスのターゲティングモデルを構築し、実際の施策に活用し効果を検証し、分析結果をブラッシュアップするというPDCAサイクルを回すような取り組みが出来るようになってきた現状のようです。

結局、分析効果を部門へ活かすためには、先導役、つまりインフルエンサーの存在が欠かせないという小見山氏に対して、ブレインパッド・櫻井は「小見山さんこそインフルエンサーでは?」と問いかけ。インフルエンサーの自覚は持ちつつも、「一人のDS候補としてメンバーの先頭に立って牽引できるだけのスキルと知識の習得については不足していると反省してる。だから、現在は自分のスキルを上げるために、分析に取り組んでいる」と小見山氏は答えていました。


DOORSカンファレンス2023のラインナップ

明日は、[KEY.04]経営と現場をつなぐ「顧客理解」の実践例として、

  • ネスレ日本が実践する、真の顧客理解に基づいたマーケティング戦略と組織組成
  • ヤフーが「Yahoo! Data Xross」でもたらすマーケティングDXの新時代

の、2つのセッションが配信開始になります。

クッキーレス社会において、マーケティングDXを具体化する「顧客理解」。ネスレ日本は、ファクトと数字に隠された「裏側のお客様の感情や行動」を意識したデータ分析に注力。ヤフーは顧客データを、プライバシー保護を最重視した安全な環境で取り扱うプラットフォームを開発。こうした、1st Party Data活用の最前線をお届けします。

本イベントは、1回の申し込みで、全26コンテンツすべて2週間見放題になります。
お申込みを希望される方は、以下よりアクセスのうえ、必要事項を記入してください。

※本イベントは終了しました※

※申し込み締切:2023年6月16日(金)17:00まで。また、申し込み済みの方はちらから視聴可能になります。


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株式会社ブレインパッドについて

2004年の創業以来、「データ活用を通じて持続可能な未来をつくる」をミッションに掲げ、データの可能性をまっすぐに信じてきたブレインパッドは、データ活用を核としたDX実践経験により、あらゆる社会課題や業界、企業の課題解決に貢献してきました。 そのため、「DXの核心はデータ活用」にあり、日々蓄積されるデータをうまく活用し、データドリブン経営に舵を切ることであると私達は考えています。

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